自分を生きる

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今まで親の希望通りの生き方をし、親が正しいと思う道を歩んできた。
そして社会人3年目になった今、初めて「自分のやりたいこと」を見つけ、自分の道を進もうとしている。

その決断とは、世間的には安定していると言われる仕事を辞め、ワーキングホリデーに行くことだ。

もちろん、不安はある。
それ以上に、親への申し訳なさが大きかった。

もしこのままレールの上を歩いていれば、親の近くで暮らし、結婚し、子供の顔を見せ、早い段階で安心させてあげられたかもしれない。
そうやって親に“普通の幸せ”を見せることこそが、親孝行であり、今まで育ててもらった恩返しなのだと思っていた。

だけど最近、自分の幸せそうな姿を見せることも、親孝行なのではないかと思うようになった。

もちろん、安定した道を進み、親を安心させることも立派な親孝行だと思う。
でも、それだけが全てではないはずだとも思う。

そうでなければ、自分を押し殺し、自分の人生を犠牲にしてまで、決められたレールの上を歩かなければいけないことになってしまう。
それはどこか違う気がした。

もしかしたら親も、世間で“正しい”とされる幸せや、一般的な親孝行を望んでいるのかもしれない。
「好きなように生きてほしい」と思いながらも、心のどこかでは、自分たちの理想とする人生を歩んでほしいと思っているのかもしれない。

今はまだ、この選択が正しかったのかは分からない。
不安もあるし、申し訳なさも消えない。

それでも、自分で決めた人生を、自分の意思で進んでいきたい。

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