昔は、本を読む大切さが理解できなかった。
本を読むことで考え方や生き方が変わると言われても、「ほんとかよ…」とどこか疑っていた。
そんな中で読んだのが『DIE WITH ZERO』という本だった。
この本の中で印象に残ったのは、
「人生で一番大切な仕事は思い出づくりである」という考え方だ。
不安からお金を貯めすぎて、幸せを先送りにしていないか。
思い出は後から何度も振り返ることで価値が増える。
だからこそ、必要以上に貯め込むよりも、経験に使うことが大切だという内容だった。
この考え方に触れてから、少しずつ自分の中で意識が変わった。
今まではお金を使うことにどこか抵抗があったけど、
「それが経験になるなら使ってもいい」と思えるようになった。
そしてその延長で、
読書もまた「今この瞬間にやる価値のある経験の一つ」だと気づいた。
それまでは「読書=知識を増やすもの」というイメージだったけど、
今は「読書=新しい考え方に触れる経験」だと感じている。
実際に本を読んでみると、
自分では思いつかなかった価値観や物の捉え方に出会うことがある。
例えば、「お金は貯めるもの」という考えしかなかった自分にとって、
「経験に使うことで人生の価値が上がる」という視点は新鮮だった。
こうした考え方を一つずつ知っていくことで、
自分の中の選択肢が増えていく感覚がある。
本を読んだからといって、すぐに人生が大きく変わるわけではない。
でも確実に「考え方の幅」は広がると思う。
だからこそ、少しずつでも本を読むことには意味があると、今は感じている。

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